ようやく動いた
■まずは反省
ごく簡単な、きわめて初歩的な題材を選んだつもりである。
しかしそんなには甘くなかった「電子工作」に謝りたい。
電子工作界の先輩諸氏に踏んづけられながら「舐めてんじゃねェ」と罵られても
文句は言えないほど手こずったのである。
作る題材の「ちびゲーム機」であるが、初心者がどのようにつまづくのか?
というのを記録するのも無駄ではないと思い、一旦ログとして残そうと思う。
■参考にしているサイト様
こちらを参考にさせて頂きました!
「これなら初心者でも簡単にできるっしょ」
と自分が思い上がってしまったほど、ブログのコンセプトに沿いながら
凄く丁寧に説明されており、勉強させて頂いております。
■マイコンに書き込みしてみる
・↑こちらからゲームをダウンロード。今回はパックマンを選択。
・ArduinoIDEでATtiny、ATmegaを選べるようにする
・ArduinoISPをArduino上のATmega328に書き込む
(この時、Arduino上のマイコンと、書き込み先のマイコンがごっちゃになってたと思う。あてずっぽうに色々やって上手くいかなかった気がする。)
・ブレッドボードに書き込みシールドを組む
・ブートローダを書き込み
・ゲームのスケッチを書き込み
この時、ライブラリが足りてないとコンパイルエラー発生。
「IDEのライブラリインクルードで追加する」という作業に気づくのに結構な時間が掛かった。コンパイル成功したらマイコンに書き込みも成功した。ちなみに書き込み失敗するときはボードの選択が間違ってる事が多い。(と当時の自分のメモに書いてる)
■ブレッドボードで回路を組む
参考にしているサイトの記事通りに作ろうと、ユニバーサル基板を準備していたものの
初心者にいきなりハンダ付けは厳しいよね、と思いブレッドボードに配線し始めたのだが・・・
回路の面積、手持ちのブレッドボードでは全く足りない問題発生。
そりゃ考えてみれば、ユニバーサル基板の表に画面と操作部、
裏に配線してるので、ブレッドボード片面だとエリアは普通に2倍は必要。
思わず「・・ですよねー」と大きな独り言とため息が出た。
あと、回路って意外と難しい。部品配置も悩ましいが配線のごちゃつきに慣れずなかなか進まない。
その後、電子工作セットの箱をそっと閉じ、1週間ほどのキャビネットの奥で休暇に入ってもらったのである。
■まずは回路図を描こう
もちろん参考サイト様の情報で必要十分のはずだが、いかんせん回路の「か」の字も知らない素人である。まずは自分で理解するため回路を二次元的にトレースすることにした。
↑なんか有名な回路描けるツールみたいなので使うことに。
(ちなみに公式サイトだと有料になってる?別のサイトで無料のベータ版を見つけたのでそれを使った)
で、回路のセオリーも知らぬまま本能の赴くままに書いた回路がこれである
これ、たぶん動かないと思う。合ってるのかもさっぱり分からんし。
あとやっぱりそもそも小さいブレッドボードに収まらない。
という事でこの日も電子工作セットのふたをそっと閉じ、
でかいブレッドボードだけAmazonでポチってまた1週間現実逃避した。
■もうちょっと回路を簡略化して試そう
1週間ほどArduinoに背を向けたのち「中学生でもできそうな簡単な回路で試したら?」
という心の声に従ってふいにポジティブになったので再開。
これでええんか。ひとまずボタンとブザーはなくして、画面だけでも映す作戦である。あいかわらず無駄に面積を食うが、今はでかいブレッドボードも入手済み。早速回路を実際に組んでみる。
動いた―!
よかったよかった。ボタンないので操作できないけどね。
てことで次はボタン配置して、いよいよ基板に組み込みます。
しかしこのペースだと新年のあいさつ後になる気がする。